ブラブラ、ぷー太郎生活をしていると、あっという間に１週間が経ってしまった。

無職になってから、不規則な生活になってきた。

夜型体質になり、朝はまるで起きれない。

早朝のゴミ出しさえも、理香にやってもらうようになってしまった。

ダメだぞ！僕チャン。って、いつも思いっているが、笑っていいともが、始まるちょっと前にベッドから出る始末だ。

いつもの様に目覚めると、リビングに移動してテレビの電源を入れた。

あれ〜。いいとも、やってない。

そうか、今日は日曜日だからね。曜日の感覚もなくなるほど、だれちゃったのか。マズイな。

そうこうしていると、理香がキッチンから、料理を運んできた。

たらこパスタか。う〜ん気分じゃないな。

「ケンちゃん、食べないの？」

「いや、食べるよ」

彼女にせかされ、目の前の大皿に盛られた、たらこパスタを自分の小皿に取り分け、口をつけた。