[携帯小説 COLOR]
→【オススメ】←
人気携帯サイト
◆永遠の命◆
何だこれは?生前のオヤジの映像なのか?
僕らが呆然としていると、テレビ画面に映し出された父親の映像は、ゆっくりと語り始めた。
「びっくりしただろうな。驚かせてすまない。初めに言っておく。私は、生きている」
「オヤジ、どういう事なんだ」
僕は、思わず反射的に答えてしまった。
「まあまあ、そう慌てるな。話せば長くなる」
「御託はいいよ。どうせ、昔のビデオを流してるだけだろう。今は、西暦何年だ。答えてみろ」
「2008年だ」
どう言う事だ。
確かに過去のビデオ映像なんかじゃない。
京介とヤスオの顔を横目で見ると、彼らも度肝を抜かれたようで、映像を食い入るように見つめていた。
[←][HOME][→]
i-mode総合検索エンジン
→【i-word.jp】←
(C)COLOR