無料オンライン小説 COLOR 悪の誘い



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Kissと交缶

店を出た後、食が満たされたせいか、何かおかしな感覚にとらわれた。

そう言えば、ター坊はあれからどうなったのだろう?

そうだ、ついでだから行ってみよう。

それから、田村正志行政事務所を目指し歩き始めた。

15分程歩くと、田村正志行政事務所の近くまで辿りついた。

この辺りは、中々来ないから分からないな。

しばらく歩いていると、見覚えのある建物が見えてきた。

確かあそこだったな。

足早に近づいてみると、以前事務所だった場所は空きテナントになっており、閉じたシャッターの前にはビラが貼られていた。

よく見てみると、不動産屋の電話番号が書かれている。

ポケットから携帯電話を取り出すと、ビラを見ながら不動産屋に電話してみた。


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