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「え、ブイ、ブイだよ」

彼女は、そう言うと僕にやたらVサインをしている。かったり〜な〜。なんかの儀式か?もしかしたら、あやしい宗教団体か?はたまたクーリングオフのきかない英語教材を売りつけようって魂胆か?

「悪いけど、先を急ぎますんで……」

僕は、彼女の手を振り払うと、また歩き出した。酔いがますます回ったらしい。まっすぐ歩けなくなってきた。そう思った瞬間、後ろから誰かが僕の右手を掴んだかと思うと、ホテルの方に引っ張った。

僕の手を引っ張っている奴の顔を見てみると、今さっきの女の子だった。

「なんだよ、しつこいな」

「違うんだって、お兄さん少し疲れているみたいだから、そこのホテルで介抱してやろうと思っただけだよ」

見たところ二十歳そこそこの清純派な女の子だ。

「そう、そうなんだ……それはありがたい」

「よし、それじゃレッツラ・ゴ〜」

かなりヤバイ。でも考える気力もない。そして意識がフェードアウトした。気付くと、ラブホの1室で横になっていた。周りを見渡したが誰もいない。

ベットの横にある時計をみると、いつのまにか11時を回っている。悪酔いして一人でホテルに入っちゃったのか。全く、しょうがねえな。おまけに、真っ裸になってるし……。

自分を戒めていると、浴室のドアが開いた。体を起こしてみると、さっきの女の子がバスローブをつけて、僕の元へ歩いてきた。

バスローブの下はマッパらしい。げ、まずい展開。ひょっとしてこれって……。

「お目覚めですか、ご主人様。部屋に入った瞬間、眠っちゃったんだよ。もう、しょうがないな」

「あの……。どういう事ですか?」

おそるおそる尋ねてみた。

「覚えてないの?お兄さんが、2万円でOKっていったんだよ」

「ニ・マ・ン・エ・ン?」

「ハイ、ハイ、ハイ。料金前払いなんで、お金もらえる?早く電話しないといけないんだよね。次があるから」

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