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「それよりチケット取れたよ。それより僕も合流したいけど、かまわないよね」

「ずいぶん積極的だね」

「COLORのメインモジュールの在り処がつかめたんだしょ?」

「在り処とまでは、いかないけど絞り込めた。詳しくは後で話すよ」

「わかった。始発便を押さえたから、羽田に5時に落ち合おう」

「ありがとう。あまり時間がないけど、少し体を休めてね」

僕がそういうと、ヤスオは何も言わずに電話を切った。

「誰から?」

京介が、首を左右にキコキコやりながら僕に問いかけた。

「ヤスオから。何か、チケット三枚とれたんで、アイツも一緒に行くって」

「オイオイ、マジかよ〜。タクッ、たり〜な」

「でも、丁度良かった。COLORのメインモジュールが見つかっても、僕ら2人だけだったら、プログラムを止める方法も分かんないしね」

「そりゃ、そうだな。俺達のスキルはサンデープログラマー程度だからな」

「そう、そう。世間では、IT企業家=凄腕ハッカーだけど。本音を言うと、安いスクリプト買い付けてきて儲かる仕組み作っただけだからね」

「フフ……。少し罪悪もあるが、世間的には俺達は健全な好青年だからな」

京介は、そう言うとニヤニヤしながら天井を見上げた。

「そう言えば、明日は日曜日だな」

「そうだよ子供連れて、動物園でも行こうかなって、思ってたのによ。しかし、ヤスオが来るとろくなめにあわねぇからな」

「でも、横浜の時は、あいつがいてくれて助かったよ。もしかしたら、あいつ意外と強いかもよ?」

「カマキリ拳法か?そりゃあ、ねえよ。そろそろ、出るか」

「そうだね。羽田に5時集合だから、どこかで、あと4時間暇潰そうか」

「最悪の場合、もう二度とこの街には戻って来れないんだから、最後に東京見物でもするか」


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